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着物にまつわるお話


by kosode-tansuya
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kimonoの“き”をご贔屓くださいまして、ありがとうございました。


ブログというのを教えてもらい、やり始め、着物という見方を私なりに発信して参りました。


途中、途絶え途絶えのときもあったのですが、皆々様より、“ブログの更新を~”ということでご連絡を頂戴し、拙いブログではございましたが、少しでもお役にたったのであれば幸いにございます。


今後は、こちらです。

http://kinoki.exblog.jp/


今後は、栃木の方からお送り申し上げます。


着付けは今後も仕事して続けますので、

着付けの話。

着物の話。

ちょっとだけ仕立ての話。

等、着物自体のお話。

+ 栃木の話と日本の美しい話を申し上げます。


田舎というは、まだ日本古来のしきたり、催し物がございます。


それらというのは、本当に大切なものであります。

私自身、そういった環境の中で育ったので、何とも思わないんですが、東京の方にお話すると、“あるんだ?”という反応をされてます。



ぜひとも、そういった日本のものがあると頭の隅の方にでも入れていただければ、本来のモノが見えるのではないでしょうか?



気持ちのきであり、季節のきであり、基本のきであり、全てもモノにきというものがございます。


目に見えないものを大切にしていきたいと思います。




き。



※このブログは、このままにしておきたいと思います。
# by kosode-tansuya | 2009-08-12 12:33

お盆休みに関しまして。

お盆休みは、8月13日(木)~8月16日(日)とさせていただきます。

よろしくお願い申し上げます。
# by kosode-tansuya | 2009-08-12 12:03 | about 小袖道場 たんす屋

着付けの練習。



着付けの練習に半日も練習しないでください。


1時間で十分です。


どうやって練習するかが問題です。


1回の着物の練習は15分と決めましょう。

恐らく、はじめのうちは、着物を着るのに、15分ですと、腰紐のあたりで終わってしまうかもしれません。

しかし、15分たったら、その先は致しません。

15分たったら、脱いて、一からです。



まずは、土台からしっかりと固めることです。

土台ができないのに、次に進むという事はせんでください。




そして、そのうち15分で、伊達〆が締められるところまで。

そして、そのうち15分で、帯が巻くところまで。

そして、そのうち15分で、全てが15分で終わることでしょう。



着付けというのは、時間をかければいい着付けができるとは限りません。


時間をかければかけるほど、グズグズにある傾向があります。


だいたい着付けというのは、一手でキレイに着れば、そんな時間かからなんです。

手が緩いと、着付けが緩いので、緩さがグズグズとなり、そのグズグズを直すのに時間がかかるのです。


着付けは、少々、きつめでないと、緩みます。グズグズです。

グズグズになる練習をしているのではないんです。

キレイに着物を着れる練習をしているので、ちょっと力を入れて、一手でキレイにしてください。

もしも、緩んでくるのであれば、手が緩いんです。


全てがきちっといけば、15分で終わることでしょう。


和というのは、引き算です。
洋というのは、足し算です。


着物も究極のシンプルなものです。
時間をかけずにシンプルにいきましょう。




次に、浴衣。

浴衣で練習をする際の時間は15分です。

15分もあれば十分です。

15分を3つに分けます。

そう、5分で1回練習する。


その5分をどう使うかがポイントです。

2分半で浴衣を着て、30秒で帯結び。

これで、3分。  (カップヌードルです)

あとの2分で脱ぐ。


これをあと2回繰り返します。

まず、浴衣を3分で着るというのが、あり得ないかもしれません。


わたくしどもの着付け教室(http://tansuya.jp/kituke.html)は5回で10500円で、
一回目:浴衣と半巾帯。
二回目:小紋と名古屋帯。
三回目:色無地と袋帯。
四回目:今までの復習。

そして、
五回目が着物格あわせ、コーディネート、着物の諸々のお話なっております。

そこで着付けの練習方法と浴衣を3分で着る実演をするのですが、生徒の皆さんも、はじめのうちは、本当に着れるのかと疑いの目があるのです。

かつ、私自身、20代なので、本当にこのお姉ちゃんはできるのだろうかと思われます。

でも、いざ浴衣を3分で着ますと、だいたいの方から、ご信用をいただきます。

皆さんも着れるようになるんです。


そこは、わたくしの魔法にかかるかかからないかです(笑)


人間というものは、不思議なもので、一度目にしますと、imageができます。


そこです。見るということ大切なんですね。



ただ私は、辞めてしますが、これからも着付けの仕事は致しますし、ブログも続けます。
こちらです。
http://kinoki.exblog.jp/


恐らく、1ヶ月近くはバタバタで空く事と思います。

そのうち、更新していきたいと思います。



ご贔屓に。
# by kosode-tansuya | 2009-08-10 13:56 | 着付け教室スケジュール

紬地小紋。


紬地小紋とは、生地自体は、紬。
プラス、紬地の上に染めがあるということです。

以前、一枚だけ、本当にいい紬地小紋があったんです。

緑で裄が68ぐらいありました。
柄行もmodernで合わせやすいものでした。


そのキモノは、私の大切なお客様の手元にあるのですが、あのキモノを上回るキモノに出会ったことがありません。

そのお客様は、キモノを大切にする方なので、私ではなく、そのお客様の手元におかれた方がキモノ自体も幸せなんだと思います。
また、私として、私の大切なお客様の手元にあるということで、安心しています。



さて、紬地小紋の何がいいかと申しますと。


紬地なので、生地が非常にしっかりしています。
また、見た目は小紋なので、ちょっとしたところにも着ていくことが可能なんです。


夏場というのは、袷のキモノが余っておりますので、見つけやすいのですが、以前にいいキモノを見ていますと、それと同じような物を見つけようとしてしまうため、見つけるのに時間がかかります。


キモノというのは、本当に出会いだと思います。


皆様にも出会いを大切にしていただければと思います。

また、デザインが気に入った次に見るのが、sizeです。
勿論、キモノにもsizeございます。
大雑把に見るには、ご身長に合うかと、上前と下前を見るのがよろしいかと思います。


そのsizeは、尺寸法で見てください!
センチでは見ないでください。


慣れにくいかもしれません。

しかし、

キモノというのは、
そこにお仕立ての美が
隠れておるわけです。



私はキモノのsizeを計るのが好きなのですが、そのキモノによって、お仕立てが違う訳ですから、丁寧なお仕立てを拝見致しますと、和裁士さんの人情愛情を感じることがあります。
特にヴィンテージのキモノ、アンティークのキモノというものは、昔の方が丹精込めてお仕立てしたものです。
数十年前のものが、時空を越えて、拝見できて、そこで職人の心意気が伝わってくるということ。



一枚一枚のキモノとの出会いを大切にしたいと思う今日この頃です。


8月の催事の日程です。
池袋東武9階●8月13日(木)~18日(火)
東急東横5階●8月20日(木)~26日(水)



一期一会。
# by kosode-tansuya | 2009-08-08 12:44 | Un événement

人差し指。


着付におきまして、人差し指とは、とても大切です。




キモノから長襦袢の衿が出ますのは、衿が交差しておりますところから、人差し指、“一関節分”。

おはしゅりの長さは、人差し指“一つ分”。

お太鼓のたれの長さも、人差し指“一つ分”。




上記は、はっきりと何センチとは、決まっていません。


決まっている方がおかしいのです!


何故ならば・・・。

例えば、
身長が165センチの方を“Aさん”として、148センチの方を“Bさん”とします。



例えば、おはしょりが7~8センチと決まっていた場合、全体のバランスが、
Aさんにはちょっと短く、Bさんにはちょっと長いかもしれません。



Aさんの場合はAさんの長さ。

Bさんの場合はBさんの長さ。

皆さんご身長が違うように、着付けの際の尺とりも違うわけです。


なので、着付けの寸法計りは全て皆さんの手で行ってください。




一番しっくりとくることでしょう。



美しく着姿、期待しております。


人差し指のび。
# by kosode-tansuya | 2009-08-05 13:26 | よもやま話